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2014年3月18日

色(3)

じゃあ、今度は例えば ソドミ という和音があるとする。これに暖かいとかホッとするような表情を出したかったらどんな可能性があるだろう?

生徒:重さをかける?

こういう返事は本当に多い。とにかく『曖昧』なのだ。もちろん音楽には、これ!という一つの答えがあるわけではない。でもそれと曖昧では話が違う。

一つの音のイメージを持ったら、その音に近づくようできるだけ突き詰める。それができたら、今度はほかの色や方法があるかもしれない、と探してみる。そうすることで想像力、そして耳が育っていくことにつながる。でも曖昧にしては絶対にダメだ。耳が曖昧を覚えてしまうから。

ハンマーが弦を打って鳴らす、つまり打楽器要素を持つ楽器であるピアノにいくらうんしょこうんしょこ重さをかけたって音は暖かくなってくれない。

話を戻し、ソドミという和音を取り上げてみよう。和音の各音を▽と〇と□という三つの積み木だと思ってみよう。例えばソドミという和音の積み木を作るのに、ソが▽の積み木だとすれば、その上に積み重なる積み木はグラっとするのがわかるだろう。でも□がソだったら、その上に積み重なる和音を安定感をもって支えられる。つまり、和音の一番低い音を▽のような鋭い音を選ぶか、□のようなどっしりした音を選ぶかで、同じソドミでできているはずの和音の表情が不安そうな表情になったり、安定感のある和音になったりと変わるわけだ。これは

色=表情 その②

バランスによって表情を変えるケース

和音の一番上の音で話をすると、上の音を明確な細い音にすると、上へ飛びあがりそうな和音になるだろうし、丸みを帯びた音にすれば、和音の表情が和らぐ。
どうやって細い音や安定した音を作るかは、また別の話なので、これを始めると延々とこの記事が終わらなくなってしまうから、その話はおいておこう。(*- -)ノヽ△ポイッ

続く

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