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2012年1月24日

こうして始まる

先日、とある駅でエスカレーターに乗っていた時のこと。右側を、親子が勢いよく追い抜いて行った。子供はまだ5~6歳。ピアノの発表会の後らしく、かわいらしいドレスを着ている。その前を、母親が猛烈な勢いでエスカレーターを階段のように歩いて上がっていき、その子がすぐ後ろを急いでついていく。

ちょうど私の横を通過した時に、その大きな声の会話は聞こえた。

母:お母さんはあなたが“ひとつ外した”のを聴き逃さなかったからね!
フンッ。(`^´)

子:だって両手で弾くところだったんだも~ん!<`ヘ´>

私:ひぃぃ……….(・へ・”)


ひょえー。最近の親はこわいですねぇ。
おそらく発表会の帰りでしょう。それにしても、

“ひとつ”はずした・・・ってあなた・・・・・。人間は機械ではありませぬ。(^_^;)

”聴き逃さなかった“ わよだって。おっそろしぃ・・・。\(゜ロ\)(/ロ゜)/

まあ、<両手で弾くところだったんだもん>と食って掛かる子供も子供だが。

この話をDにしたところ、ひとこと、こう、のたもうた。

こうしてその子の悲劇は始まる・・・ 

今やるべきこと

私はレッスンをさせていただくとき、1つ心掛けていることがある。それは、

その生徒さんにとって“今”必要なことを伝えること。

目先の目標があることはとても大切なことだ。でもそのせいで決して後回しにしてはいけないのは
<今やるべきこと>

テクニックを見直したり、音楽の意味を考え直したり・・・私が伝える内容はもちろん人によって違う。
それが何であれ<今>やるべきこと、を伝えたい。
誰でも自分の核心に目を向け、何かを根本から変えようとするということは、相当の時間と労力と忍耐力、そして何よりも大きな勇気が必要となる。
やらなきゃなぁ、とは思ってはいても、実際は日々に追われ、その時間を取る勇気を持たず、時間ばかりが過ぎてしまうケースを目にするのは本当にもどかしい。でも私が代わりに動き出すことはできない。

指の使い方、楽器について知ること、練習の仕方など基礎を見直すことを勧めることも頻繁にある。そんな話をすると、恥ずかしそうにする生徒さんがいる。でも大切なことを覚えておいてほしい。

基礎に目を向けることは、決して初歩に戻る事じゃない。心臓部に目を向けるだけのこと。

本物に近づくには避けて通れないことなのだ。恥ずかしくも何でもない。
だから、とてもレベルの高い人にでも、もう一度基礎を見直してほしいと伝えることが多々ある。
なかなか動いてくれないことも多いけど、私と過ごす時間がある限り、伝え続けてみたいと思っている。

今やるべきことに目を向けることの大切さを身に染みて感じて生きてきたから。


たった1つの音階を本当に美しく演奏できる人はどれだけいるのだろうか。


本物は尊くて、とても遠い・・・だから美しいし、追い続けるのかもしれない。

私のサイトFromBerlinへは
こちらからhttp://www.rikakomurata.com

2012年1月13日

本日のちゃりばぁ

久々にこのテーマ。
(ちゃりばぁを知らない方は、2011年10月3日号のブログをご覧くださいませ・・・。)

ふっ、ふっ、ふ・・・(^’^)
いましたぞ、新種“ちゃりばぁ”が。

舞台は、キムチが香るあの国。この日は、私の隣に“ようじ”を口にはさんで演奏会を聴き続ける、“ようジィ” というお初のおじさんがいた日でもあった。

この日のお客さんは、派手好き。派手な曲となるとみんな大喜び。曲の最後に向けてテンポが速くなっていく曲などは、みんな発狂してしまうのではないかというほどのノリであった。

その中にポツンといたその女性。

ちゃりルールに外れず、曲が中間部に差し掛かり、お客さんもシーンと静まったところで、活動開始である。

チ・・・チ・・・チチ・・
チチ・・・チ・・・
・・チリチリ・・・・・ちゃり・・・
チャチャチャ・・・・。

非常にお上品なのか、1つのアメの登場まで、ものすごぉく時間がかかり、
その紙の開き方といったら、半端なく丁寧である。

そして数分。

ようやく彼女はアメをゲット!本人もまわりも、ある意味“至福”の瞬間である。

と・こ・ろ・が・・

この方は普通のちゃりばあではない!!

アメを口に入れて数十秒後・・周りがほっとするのも束の間、

チャ、チャチャ、チチチチチ・・・

なんと、紙を折りたたみ始めたではありませんか!!!!
\(゜ロ\)(/ロ゜)/

そう、彼女は

“律儀(りちぎ)ちゃりばあ”

だったのです。

律儀ちゃりばあの教え:開いた物は、閉じる。

うーむ、まだまだ世の中には新種がいそうな気がする。

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2012年1月 1日

祝2012!

あけましておめでとうございます!

私が人生を共に歩むことになった音楽というものと向き合い、

その真の意味を模索しながら、今年も前を向いて歩みたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

村田理夏子