from Berlin   
   
   

<HOME>

2000年9月17日号

 ベルリンから電車で2時間半ほどの所にライプツィヒという町があります。こじんまりしていますが、いろいろ見所のあるとっても素敵な町でした。今回はこのまちに住む友人に案内してもらい、いくつか訪問してきました。

 

 まず訪れたのは、郊外にある戦勝記念に建てられたとう巨大な建物。この写真には写っていませんが、この建造物と比べると人間が豆粒くらいにしか写らないほど巨大でした。静かな郊外の中にどっしりと腰を据えてライプツィヒの歴史を見つづけてきている、そんな印象を受けました。 戦勝記念に立てられたという建物
 中に入って上に登ると、ライプツィヒが見渡せるとっても素敵な眺めがありました。 ライプツィヒの眺め
ライプツィヒの眺め2
 次に、ライプツィヒ市内に戻り、"シラーの家"を訪れました。
 有名な詩人シラーが、Beethovenの交響曲第9番の"歓喜の歌"のあの有名な詩を書いたとき、この家に住んでいたそうです。中は、いくつかの部屋に仕切られ、それぞれはびっくりするほど狭く、本当に小さな家でした。ここで、現在ここまで有名なあの詩が生まれたのだと思うと何かとても感慨深いものがありました。
”シラーの家”
”シラーの家”の前で
 それから、トーマス教会を訪れました。
 J.S.Bachが、この教会でオルガン奏者として、また同時に教会合唱団の指揮者として働いていたことでとても有名な教会です。なかには、Bachのお墓がありました。黒いシンプルなお墓でした。
トーマス教会
 また町の中にも、こんなものがありました。Bachが、このまちでとても慕われ、大切にされているのだなと感じました。 Bach
 休憩がてら友人と寄ったカフェには、Schumann Eckeと呼ばれる、やはり観光名所になっている所がありました。これは、このカフェの奥にあるひとつのテーブル席なのですが、R.Schumannが、当時たびたび訪れ、クララと愛を語り合ったといわれる有名な座席だそうです。

 ライプツィヒの町自体は、そんなに大きいわけではないのですが、とてもたくさんの見所があり、全てをまわることはできませんでした。今回は一部しかご紹介できませんが、まだまだたくさんの魅力的なものがあるので、また時間を見つけてぜひ足を運び、ご紹介できればと思っています。